脱毛と除毛の違い
脱毛と除毛かは、根本的に違います。しかし、世間では脱毛と除毛が混合しています。正確に言うと除毛のことを脱毛とうたっているところが、たくさんあるということです。脱毛と除毛の違いを詳しく説明させていただきます。
毛根に作用しているかどうか
脱毛は、正確には毛根ごと毛に作用さし毛を取り除く行為です。
一方、し除毛は毛根を残したまま毛幹だけを取り除く行為です。
例えば、毛抜きで毛を抜く行為は、毛根ごと抜いているので、その意味では「脱毛」と言えますが、毛抜きで毛を抜く事を「脱毛」と言う人はほとんどいないと思います。
なぜなら、毛抜きで毛を抜く行為は、毛根に何ら適切な処理を行うことなく、毛根が活きたまま引き抜いているだけだからです。毛抜きで毛を抜く行為は、「自己処理」と呼ばれますが、「脱毛」と呼ばれることはありません。
脱毛に関して
・定義:毛根に適切な処置をした上で、毛根ごと体毛を取り除く行為
・具体例:脱毛機関での脱毛施術(ニードル脱毛、レーザー脱毛、光脱毛)
・備考:家庭用脱毛器は自己処理を用の機械ですが、脱毛の分類に入ると考えられます。
除毛に関して
・定義:毛根はそのままに毛幹だけを取り除く行為
・具体例:ムダ毛の自己処理全般
脱毛のメリット・除毛のメリット
ムダ毛の処理方法は、脱毛と除毛ですが、どちらもそれぞれメリットとデメリットがあり、効率よくムダ毛を処理するためには、自分に合った方法を探すことが大切です。
まず、脱毛ですが脱毛とは肌の表面に生えている毛だけではなく、根っこの部分つまり毛根部分から抜き取るように処理する事です。
レーザー脱毛やセルフ脱毛器、毛抜きでの脱毛がこれにあたります。毛根から抜くので、うまくいけば次に生えてくるまでのタイムスパンが長く、一度のお手入れで綺麗な状態を比較的に長く保つことができます。しかしその一方、脱毛の場合には抜くときに痛みを伴う場合もあります。失敗すると肌や毛根を痛める危険もあるので、気を付けなければなりません。
一方、除毛は肌表面の生えている毛のみを取り除く行為です。カミソリや除毛クリームなどを使い処理をします。脱毛に比べ、毛が伸びるのが早いので、こまめにお手入れが必要です。
いろいろな方法がありますが、自分に合った方法を探すことが大切です。