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毛嚢炎とは?
ヒゲを抜いた時毛包に傷がつき、その部分に細菌が侵入してしまいます。その結果、毛根の周りが炎症起こしたり、化膿したりする症状のことを言います。見た目はニキビのようで、毛穴周辺に赤みができ、毛穴の中には白っぽい膿が溜まります。
毛嚢炎の原因
毛嚢炎は毛包に傷がつき、ブドウ球菌が感染して起こる皮膚の病気です。ブドウ球菌とは、お肌の上にある常在菌です。この菌がいることは普通ですが、毛穴の中で傷がついた時に、傷に入り込むことによって毛嚢炎の症状を起こします。長時間湿った状態が続くと、毛穴にブドウ球菌が入りやすくなり感染します。汗をかきやすい時期、特に夏に症状が出やすいといわれています。
毛嚢炎の症状
・ 毛穴の上に突起状を起こす。
・赤いぶつぶつができます
・中央部分ニキビのように白い目が見える状態になることがある
・軽度の場合、かゆみや痛みありませんが重度の場合、発熱や痛みがある
・毛嚢炎が悪化して化膿してしまうことがある
毛嚢炎ができる原因
1.毛抜きやヒゲ剃りによるもの
毛嚢炎が発生する原因は、主に毛抜きやカミソリなどでムダ毛を処理した時などにできてしまいます。
カミソリを使った深剃り、逆反りや毛抜きなどによって毛穴に内部が傷内部が傷つき、そこからブドウ球菌などが侵入することで発症してしまいます。
2・ステロイド剤の使用によるもの
アトピーの方はブドウ球菌が普通肌の方よりも多い状態ですので、ステロイド剤に使っていたりするとかかりやすい傾向にあります。またアトピーが痒くて皮膚をかいてしまうと、その部分に傷がついてしまい、ブドウ球菌が入る原因になってしまいます。
3.ストレスによるもの
ストレスで免疫が弱くなったりすると、皮膚が傷つきやすくなります。
また、腹が立って皮膚をかいてストレス発散をしてしまうと、皮膚が傷つき毛嚢炎発症の原因にもつながってしまいます。
4.偏った食生活
バランスの悪い食事や、甘いものばかり食べたりすると、肌が荒れやすくなります。そうすると皮膚が炎症起こし、痒くなります。その際にかいてしまうと、毛穴に傷がつき、毛嚢炎の原因になります。また、肌を傷つけると出る侵出液や皮脂は、ブドウ球菌の餌となるので、さらに気をつけなければならないです。